2009年夏、唐突に写真生活がはじまりました。
私の手にもたらされたのは、古いフィルムカメラのRicoh autohalf EF。1978年に発売されたものです。
これは、当時勤めていた北九州市立大学のひびきのキャンパス。この建築構造と、そこに降り注ぐ光の美しさに心を奪われて、何枚も写真を撮りました。
35mmフィルムを詰めて、36枚撮りならば倍の72枚も撮れてしまうので、それこそ毎日ぶら下げて、そこに見えるもの美しいと感じるものを何でも撮る日々。
そんな写真たちの中から、北九州というマチを伝えられるものを選んで、お届けしようと思います。
© Chie Mitsunaga(光永 知恵)