行く歳も学び舎でいろんな人々がこのドアを開け閉めしたのでしょうね。 ©Miyako sakasegawa(逆瀬川 京子)
20160313 八幡図書館60年卒業式
60年の活動の最後を見届けられて 何かの縁なのでしょう。 村野藤吾氏の貴重な建物。 © Miyako sakasegawa(逆瀬川 京子)

支える〜関門橋・橋脚〜
見下ろせば風光明媚。見上げれば力強い。 そんな北九州の建築が好きだ。 築40年を過ぎた関門橋もその一つ。 © Tadashi Nishimura(西村 忠)

青い壁の窓 〜旧小倉懸庁舎〜
小倉北区室町にある旧小倉懸庁舎の建物。 ここが岡田医院だったころは何とも思わず素通りしていたのに、ファッション関連の店舗になってから、俄然興味が湧いてきた。 新しいレンズを手に入れたので、まっさきにこの建物を撮ろうと思って出かけた。 ©...

三・萩・野ファンタスティック〜北九州メディアドーム〜
北九州メディアドームは様々な図形の複合体である。 © Tadashi Nishimura(西村 忠)

一度は行ってみたい〜若松・料亭金鍋〜
北九州に数ある料亭の中でも、ここは石炭産業華やかなりし頃の風情を残しています。 いつかはこの石畳を通って行ってみたいと思っています。 現在のご主人は、若松出身の俳優、故・天本英世の記念館を作る運動を展開中です。 天本英世記念館をつくる会 ...

雨の日は芸術家 〜北九州市立大学ひびきの〜
2013年まで勤めていた北九大ひびきのキャンパスで、雨の日だけの密かな楽しみがありました。 長い長い校舎の北側には大きなウッドデッキと外階段があって、その上を大きな庇が覆っています。雨の日でもウッドデッキを歩けるように……との配慮なのだと思うのですが、風の強い日...

旧伊藤伝右衛門邸 〜飯塚市〜
どうしてこの場所を訪れたのかは覚えていないけれど、美しい庭園と趣のある建物の造形に感激しながら鑑賞して回った記憶だけはあります。邸内を案内してくださるスタッフの心遣いも素晴らしかったです。 伊藤伝右衛門はかつての筑豊の炭坑王。歌人の柳原白蓮と寄り添って暮らした時...

桜と調和する八幡図書館
数日前に車で通りがかった時、まさに桜は満開の一番美しい時期を迎えていました。八幡図書館のデザインと桜の木々の調和がとても美しいと思いながら、先を急いでいたので写真に撮らなかったことを悔やんでいました。 北九州市が取り壊す方向で勧めていると聞いて……次の桜のシーズ...

新しい命と消えゆく建築物
取り壊す方向で話が進められている、北九州市立八幡図書館。 耐震補強工事に多額の費用がかかると言いますが、取り壊しと新たな施設の建設には、一体どれくらいの予算が注ぎ込まれるのでしょう。 裏手の林の中に、銀杏の赤ちゃん樹が芽吹いていました。 © Ch...

北九州市立大学1号館の造形〜ぶらり母校散策〜
ちょっとだけ学生気分を思い出しながら1号館に入ると、半透明のガラスブロックの造形と差し込む光に目を奪われました。 こんな身近にある造形美に目が行くようになったのは、やはり写真を撮るようになってからかもしれません。新しい目を手に入れました。 © Chi...

北九州市立大学2号館のカーブ階段〜ぶらり母校散策〜
母校である北九大の北方キャンパス。 2号館の階段は、こんな贅沢な造形になっています。通りがかった学生たちは、一体何を撮っているんだろう?と不思議に思ったことでしょう。 古くさいキャンパスだなぁ……という以外の感想を持ち合わせていなかったあの頃。 古き良き...

芸術作品としての八幡図書館
小学生だった頃、本好きの父親に連れられて時々来ていた場所。 これは背の高い木々のある南側、銀杏の落ち葉の絨毯から臨む図書館の姿です。 季節毎に窓から見える景色も素敵なんだろうな……と想像できます。 幼い私には「なんだか古びた建物だな」という印象しかなかった図...

人間が作ったものに時間が仕上げを施す.
八幡図書館のディテール写真をちらほらと。 記事のタイトルは「テルマエロマエ」という漫画の引用である、 強く共感し全くその通りだと思う、写真もそうだと思うし、また建築物もそうだ。 長い時間をかけてようやく仕上がったであろう建築物や物には簡単には醸せない、 個...

若松レトロ 〜上野ビル〜
『若松レトロ』というのは、門司港レトロほど耳にしないかもしれない。 若戸大橋のたもと、若松南海岸の辺り一帯には、古い建築物がたくさん残されていて、今、それらビルの再利用が若い世代の間で静かに進んでいるのです。 数年前に突如として表舞台に現れた、上野ビルも、そ...

北九州市立文学館-ステンドグラス-
中央図書館前にある(建物は続いていますが)北九州市立文学館にあるステンドグラス(磯崎新氏デザイン) 。 開館自体は平日19時、土日祝18時(月曜休館)なんですが、夏の間はまだ陽が高いので、館内からの明かりではっきり見ることのできる冬がおすすめです。 紫川周辺...
ライトアップ〜旧東京製綱小倉工場事務所〜
BUILDING DIGNITYと銘打った旧東京製綱小倉工場事務所の一般公開が11/24のライトアップで終了しました。スタッフが「懐中電灯」で投光するという一風変わったイベントでしたが、これがまた斬新で楽しめました。 この建物は築百年を超えていますが、工場関係者以外がこの...

海峡ドラマシップをドラマチックに
日本丸と海王丸が門司港に停泊しているのを見に行って、ふとふり返るととぐろを巻いたような雲間に月が輝き、海峡ドラマシップにはライトアップされた二艘の船の輪郭が映し出されていました。 何事もふり返ってみると新たな発見があります。 © Tadashi Nishimura(西...