マチにはそれぞれ固有の色がある ここ八幡ではトタンの錆色だろう この色が出るまで二十、三十年はかかるはずだ 時を刻んだ色である つまり人の暮らしを映している © Junichi Nochi(野知潤一)

八幡東区、帆柱町を散歩すれば、気になるのが、このトタン小屋。 北九州、中でも八幡東区にはトタン壁の家が多いのだが、若い頃、なんだか貧乏臭くて、嫌いだった。それから数十年、まだトタン壁が健在だ。いい感じに錆が浮いて、微妙なマチの色を出している。 でも、このトタン小屋はちょっと...
早朝、大谷IC近くから帆柱町へ。 まだ夜が明けきっていない八幡のマチを撮りたかった。 春先にもこの辺りを早朝に散歩したが、季節は夏。 風景も変化している。 というか、光がちがうのだ。 遠くに洞海湾を眺める。 ぼくの原風景の一つ。 @ Junichi Noc...
帆柱町散策で見つけた市営住宅。 昭和三十年代後半に建てられたのじゃないだろうか。 ベランダの黄色のカラーリングが、古びて、いい味を出し、景観にマッチしている。 中はどうなのか? と気になったが、見知らぬ家のドアをノックするわけにはいかないので諦めた。 © ...