2014年2月28日をもって閉店してしまった、八幡饅頭の鶴屋さん。
1週間ほど前に、Facebookの投稿で鶴屋さんの閉店を知り、閉店日前日に黒崎にある店舗に車を走らせた。
空っぽのショーケース。そして「八幡饅頭は売り切れました」の張り紙。
Facebookで、すぐにこの写真をシェアすると、「閉店が決まってから、八幡饅頭を買いに来るお客さんが後を絶たず、生産が追い付かないらしい。皮肉なものだよね」というコメントが付いた。
私もその1人。北九州のお饅頭の中では八幡饅頭が一番美味しい!と心の中で思っているだけで、この店の前を何度素通りしてきたことか。
「こんな風にうちらが普段から買いに行けば、閉店することは無かったのにね」とコメントに返信をした。
八幡東区中央町に本店があるそうですが、私の思い出の鶴屋は黒崎店。小学生か中学生の頃、鶴屋では100円ケーキなるものが販売されていて、時々母親に買ってもらっていた記憶。そのついでに母親が買い求めた八幡饅頭を食べて、子供ながらに「これ、ケーキよりも美味しい!」と思った記憶。
さようなら、そして、ありがとう。
他にもいくつか鶴屋さんの写真と記事がUPされています。どうぞコチラのリンクから、ご覧ください。
© Chie Mitsunaga(光永 知恵)