2013年12月3日火曜日


ワタクシ事ではあるけど、カメラはズームがない単焦点レンズが好きだ。
単焦点レンズは暗いシーンまでフラッシュを使わずに対応できる。
僕の写真の撮り方は至って単純で、素晴らしい瞬間をただ切り取らせてもらう、
それだけの撮影方法だ。

先日、はじめてのGMTミーティングが行われ過ごした楽しいひと時、その別れ際。
あまり話すことはできなかったけれど、人間の深さを感じる素晴らしい写真家と
その写真家の写真を愛する人が見送ってくれていた。
外に出てしまえば暗い夜道だが、室内の暖かさはそんな彼らを逆光気味に優しく照らす。
扉を開けた時に、この光景を予感し思い切って感度を3200まで上げて、
絞りを最大に明るく写る開放設定にして露出も確認しないままに、さっと撮る。
露出を計って「ハイチーズ」、絶対にそれだけは避けたい空気感が在った。

北九州の素晴らしい写真家・木寺一路さんと藤原ゆき枝さんのツーショット。

そして我が家の坊主はうるさかった。

©Norihito Mitsunaga(光永 典人)
 
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