2014年3月3日月曜日


北九州市が四半世紀続けてきた「自分史文学賞」も本年度で終了という。
これは以前の投稿で書いたとおりだが、大賞をとった作品は学研から出版されているのでそれを確認したいと、八幡図書館へ行ってみた。

郷土資料コーナーに2冊あったが、他が見つからないので図書館スタッフへ訊ねた。コンピュータで調べると全部あるらしいのだが、さてどこにあるのか。「探します!」と彼女はキリリと言って、待つこと一時間。やっと全部が揃ったのでした。

せっかくなので、自分史文学賞コーナーをつくってはどうかと提案すると、「そうですね、上司と相談します」という応え。

上の写真を見ればわかるように最初の十年は、かなり気合の入ったハードカバーの単行本だが、最近は薄っぺらいソフトカバー。刊行部数はそれぞれ1,000部という。この大賞受賞作以外にも佳作や北九州市特別賞などもあるのだが、それらは応募した時の原稿用紙のままらしく、読むことができないのはとても残念なことだ。


© Junichi Nochi(野知潤一)
 
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