2014年1月23日木曜日


寒い夜だった、容赦なく叩き付ける雨雪。
そんな事おかまい無しに私の心を捉えた情景を撮った。

安寧と暮らす高台の住宅街の静けさ、リーガロイヤルホテル側の喧噪、それを飲み込むような工場の咆哮。
工場側から懸かる空気がまるで街に襲いかかるようで何とも言えない。

写真にはいろんなモノが映り込む、この夜は見えないはずの空気が撮れたと思っている。

北九州の情景とはまさにこの事、暮らし、遊び、働き、つくる、そうやってコレからも続くマチ。
これからも切り撮るよ。

© Michiteru Hori(堀 道輝)


 
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