2013年10月28日月曜日



小文字山中腹のメモリアルクロス周辺にある「広寿山・五百羅漢」です。江戸時代中期に京町の商人がお殿様の許しを得て寄進したそうですが、今ではその多くが頭部を失って散在しています。廃仏毀釈によるとか、高杉晋作が小倉を攻めたときに破壊したとか、様々な推測があるようですが、私は真相を知りません。
デジタル一眼レフを持って初めてこの場所へ踏み込んだ2003年の秋には撮影したはずのカット全てが何も写っていないという不思議な体験をしました。その後、各地で修行を重ねて、一昨年これらの写真を撮ることが出来ました。何か赦しを得たような気持でした。


© Tadashi Nishimura(西村 忠)

 
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