2014年4月2日水曜日


春の町から上がった大谷ジャンクションの近く、母の住むマンションから気になる構造物が見えていたのだが、朝、散歩がてらふだんは通らない裏道から上がっていくと、異様な建物が姿を現した。

要塞としか比喩できない構造物なのだが、実は団地である。
団地といえば、四角い箱がお決まりで、味も素っ気もないのがふつうなのに、このアールを描いた優美な姿に立ち止まり、見惚れてしまった。この皿倉団地11棟から13棟まで3つに分かれており、それらが囲む中庭があり、桜が咲いていた。

上の写真は13棟。
下の写真は11棟。


ここに住んでみたくなった。

© Junichi Nochi(野知潤一)

 
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