2014年4月1日火曜日


猫は好きだが、飼ってはいない。
昨年末から、猫を飼おうかとずいぶん迷ったのだが、いろいろ考えた結果、ぼくが好きなのは野良猫で、外に出さずに飼育するペット猫ではないと判断して諦めた。

とは言え、猫は好きだ。
GMTfotoにも猫写真がよくアップされる。
じゃあ、自分でも撮ってみようと考えたのだが、これが難しい。

野良猫は警戒心が強い。
人に慣れていると言っても、それは毎日、餌をくれる人だけで、それ以外の人が近づくと警戒し、逃げる。いろいろ試したのだが、3〜5メートルくらいが限界のようで、その範囲内に人が近づくと逃げるのだ。

カメラのズームでUPすれば撮れないことはないだろうが、手持ちのお散歩カメラではちょっと難しく、なかなかいい写真が撮れなかった。

ではどうすればいいのか?
方法は二つある、お散歩カメラをズームが効くタイプに変えること、もう一つは猫と仲良くなること。

ぼくはまず後者を試すことにして数ヶ月。
八幡東区の母の住む老人マンションの周辺を散歩していて、この黒猫と出会った。
ゆっくりと近づき、やっと1メートルくらいの至近距離での撮影を猫が許してくれた。この日は、朝日があたって暖かだったので、単に動くのが面倒だけだったかもしれないのだけどね。

この黒猫、片眼である。歴戦の勇者、北九州の野良猫という風貌。
推定5~6歳くらいのオス猫じゃないだろうか。

今後もよろしく! と挨拶してこの場を去った。


© Junichi Nochi(野知潤一)
 
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