2014年3月18日火曜日


ネコの剥製はなかったけれど、ネコ科の動物たちの剥製展示が中央にドンとあった。
猫=イエネコというのは、一万年ほど前にメソポタミアでリビアヤマネコが家畜化されたものが世界中に広がったらしい。日本には平安時代(奈良時代という説もあり)に仏典を食い荒らすネズミ退治というお役目で渡ってきたのだ。最初は高貴なお方の愛顧を得て、増えていったのだが、江戸時代になると庶民も飼えるようになった。とはいえ、北関東の方で養蚕農家の需要に応えるほどの数はいなくて、猫絵でネズミ退治をしていたという。


ネコ写真の展示ボードも用意されている。
会期も長いので、ここにどんなネコ写真が集まるのか、楽しみだ。


ぼくが気になったのはこれ。
ノラネコ研究のマニュアルが展示されていた。


こういう自然史系の解説は楽しいな。


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まるごと猫展 - 1 @北九州市立いのちのたび博物館
まるごと猫展 - 2 @北九州市立いのちのたび博物館


© Junichi Nochi(野知潤一)

 
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