2月1日(土)は、ウチの息子が通う小池特別支援学校の作品展示即売会でした。
いわゆる、バザーです。
特別支援学校の子供たちは一般の学校と違って、いわゆるお勉強よりも
社会生活を送るために必要なことを学んでいます。
例えばウチの息子が通う小学部では、着替えや排泄や食事などの自立促進と
文字を読んだり時計を読んだり、お店で買い物をする基本ルールとか
生活全般の基本的なことを学んでいます。
また、小学生の頃から、将来社会に出て働くことを意識した活動、
例えばボールペンの組立て作業なども授業に取り入れられています。
中学部になると、もっと実務的に仕事を意識した活動が始まり、高等部では
実際に仕事を体験する実習などが始まります。
私もあまり詳しくないのですが、高等部ではそれぞれの得意分野に合わせて
園芸や陶芸、機械の組立てなど、専門的な活動が多く取り入れられるようです。
その活動の成果を発表するのが、この作品展示即売会です。
息子がこの学校に在籍して3年目にして、初めてバザーに来てみたのですが
なかなかの力作揃い!買って帰りたいものが沢山あって困るほどでした。
湯のみ茶碗やお皿なとは、目を見張るような完成度。
お花の苗も色々と揃っていました。
何よりも心打たれたのは、みんな精一杯に仕事をしていること!
よく学校で顔を合わせる中等部の女の子が、大きな声でお客さんの呼び込みを
していました。
販売しているのは女性用のアクセサリー。ヘアゴムを2つ購入したのですが
いつも顔を合わせる私のことが分からないくらい、すごく必死になって
一生懸命に商品を袋に入れて、金額を伝えて、お金を受け取っていました。
こちらは小学部の子たちの作品展示。
ウチの息子の作品もちらほら、親バカなのでしっかり全部写真に収めましたよ(笑)。
毎年2月の第1土曜日に行われている作品展示即売会。
よかったらぜひ次回、足を運んでみられてください!
© Chie Mitsunaga(光永 知恵)