小倉南区の曽根干潟でカブトガニの産卵を観察しました。
「日本カブトガニを守る会」の皆さんと北九州市が毎年行っているそうで、私は今回初めて参加。
写真のように干潟の岸辺につがいがやって来て、海底の砂を掘って産卵するのだそうです。その際に海底に閉じ込められていた空気がカブトガニの甲羅の隙間からドーナツ状に浮かび上がる「産卵泡」というのが観察できます。
今日は小学生とその保護者らが参加して、観察しましたが、発見できたのは、一つがいだけでした。今年は産卵時期が早くて、先週までにほぼ産卵が終わったようです。
絶滅危惧種が繁殖する北九州の干潟を守らねばならないと参加者みんなが心を新たにしたようです。
その一つがいに見入る参加者の皆さん。
熱心に説明を聞く小学生達。
ありがとうございました。
© Tadashi Nishimura(西村 忠)