芦屋の海岸で撮ったスナップ写真 きっとサーファーの人が忘れていったんでしょうが、 まるで海で死んだ恋人のことを忘れるために、 思い出のサンダルとサングラスを、 雨の浜辺に捨てにきた、 なんていうストーリーのユーミンの歌があったかのような、 できすぎの構図だった...
この花の造形の美しさと、誰が見るわけでもないのに、ただ咲いている健気さに、涙が出そうになった。 一体誰とどんな契約をしてここに咲いているのか。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
廃墟の町なのに、色彩が豊富過ぎる。 人間が愛でるわけでもないのに、いや、それでも僕のような人間が引き寄せられるわけだから……。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
かつて誰かが植えたであろう木に花が咲いていた。 人がいなくなっても、季節が巡ってきたら花が咲く。 水分と気温さえちょうど良ければ、 勝手に生命は繰り返される。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
かつては買い物の主婦が通ったり、子供たちが遊んだりしたであろう。 建物と建物の間の通路も、植物で埋め尽くされている。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
公園ももう使われていない。 ブランコにも乗れない。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
緑が多い、というよりは、植物に浸食されているような家。 おそらくこの部屋にも人は住んでいないだろう。 でも素敵だ。 こんな家に住んでみたいと思う。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
芦屋町の緑ヶ丘というあたり。 道を挟んで第二緑ヶ丘団地というところがあるので、 ここは緑ヶ丘団地なのではないかと思うのだが、 地図で調べても載っていない。 なぜなら、ここはもうすぐ取り壊される予定らしく、 ほとんど人が住んでいないのだ。 僕はこういう一角にな...
芦屋町の海岸を散歩していたら、焚火の燃え残りがあった。 大学生の女の子だろうか? 授業のプリントにメモしたようなものも残っている。 あまり賢そうには思えない。 大学時代の思い出を精算しようとしたのか、しかし、燃え残り過ぎである。 あるいはまだ未練があると...
こうなると、ナンセンスを通り越して、グロテスクの領域に足がかかっている。 しかしこの不気味さが芦屋の魅力のひとつ。 背景の青空が爽やかだ。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
ファンシーなイラストが、かえっていやらしい。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
これもまた面白いデザイン 矢印の方向に曲がると、車一台がやっと通れるくらいの細い農道のような道が延々と続いている。 夜なんかこの矢印のネオン以外は漆黒の闇。 デビット・リンチの映画のようだ。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
芦屋町の所々でみかける謎の看板 実はこれ、ラブホテルの看板 露骨にラブホテルですと公言するのが、禁止されたのだろうか? かえって淫靡で卑猥な感じがする。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
若松競艇場の近くにある、 お弁当屋さん「わかまつ」の幕の内弁当550円 若松区にあるお店なのだが、 実は店のおばちゃんの名前も若松さんという。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
芦屋の海岸を歩いていると、 中国や韓国から流れ着いたものがよく落ちている。 もし僕が中国や韓国で海に落ちたら、 すぐに水死体だよな、 でもこれらのペットボトルや瓶は、 命を持ってないからこそ、 ここまでの旅に耐えられたんだな、と思った。 ...
お正月は元旦と2日だけが休みだったので、 福岡市には帰らず、 芦屋町の海辺のマンションで一人で過ごした。 元旦に近所を散歩してあまりの海の美しさに感動したのだが、 カメラを持たずに出かけたので、 2日にも同じルートを散歩してこの写真を撮った。 遠くに見えてい...
福岡から若松に出勤する途中、 岡垣町の芦屋寄りにある立て看板。 このキャッチコピーは、 真似しようとして真似できるセンスではない。 なんかBOWみたいだが。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)
僕が主に出没するあたりは 「はまゆう海岸通り」という、 爽やかなネーミングの通り沿いである。 加山雄三や石原裕次郎の匂いがする。 いや、サザンとかTUBEと言うべきか……。 現実には、 サーフボードを積んだボルボのステーションワゴンではなく、 お年寄りが...
芦屋町の海のそばに置いてあるゴミ箱 木にロープでくくられている。 こんな大きなゴミ箱が飛ばされるくらいの 強い海風が吹くのである。 © Hiroyuki Kikawa(紀川 弘之)