2013年12月31日火曜日


「黒崎は地元です」と言う私ですが、実は黒崎祇園を1度しか見た事がありません。
人混みが苦手……というのが、その理由になるのかもしれません。

黒崎祇園の期間中の、躍動感溢れる写真たちは他の方々にお任せするとして
最近(と言っても、もう1年以上になりますが)旧厚生年金病院跡地にオープンした
黒崎ひびしんホールの1階にある、こちらの展示スペースをご紹介。

正面玄関から入って左手に、この黒崎祇園山笠が展示されています。
祭り開催中の夜に輝く電飾の山笠とは違い、大きな窓から入る自然光に照らされる山笠。

お祭り大好きの我が息子、真剣な眼差しで山笠を見上げています。
彼の背後に掲示されているのは、黒崎祇園の由来などを示すものです。
その歴史は想像以上に古く、1205年の鎌倉時代初期に遡ることが分かりました。
現在、仲宿神社を中心として行われる前田祇園山笠が起源となるようです。
(この場所に自由に持ち帰れるリーフレットがあり、詳しいことが書いてあります)


黒崎出身者と名乗りながら、黒崎祇園の歴史を何も知らず。
でもふとした拍子にこういう事に興味が湧いて、ちょっと歴史を紐解いてみるのも
楽しいものですね。同時に、地元への愛着も湧いてくるような気がします。


© Chie Mitsunaga(光永 知恵)


 
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