入江製菓の工場に入ると懐かしい、甘い香りに包まれた。
この日は、辻利茶舗の史郎さんの紹介でGMTフォトの工場見学が実現。
メインの写真は重装備の西村忠さんが撮っていたので、ぼくはそれを邪魔しないように脇からパシャパシャ。
工場で飴を作っている人たちはもちろんベテラン揃いだが、最近は若い人も入社してきて、次世代へ北九州の飴作りが継承されようとしている。
工場は水飴から製品まで一貫した流れでラインがつくられているが、その所々にもの作りの職人たちが手仕事で作業しているのが印象的だった。
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こうした古い窯も現役で活躍している。
この日の見学のハイライトは、金平糖づくり!
金平糖は一日にしてならず、約二週間ほどこの釜で育てるのです。
金平糖は一日にしてならず、約二週間ほどこの釜で育てるのです。
こうした製法を守っている工場は少なくなっている。
某広告代理店がネット検索して、入江製菓さんを探し当て、こういう企画が実現!
素晴らしいじゃないか。
八幡西区陣原にある入江製菓さんの創業は昭和の初期、場所は帆柱町だった。
あの頃は飴の行商をしていたらしいのですよ
人の集まるところへ出かけて飴を売る、製販一体のビジネスの基本。
スーパーなどどこでも入江製菓の商品は購入できます。
ものづくり北九州、応援しようじゃありませんか。
© Junichi Nochi(野知潤一)