子どもの目の高さでマチを撮るおもしろさ
子どもの頃、オヤジが週末非番の時に「今日はマチへ行こうか」と誘うのが楽しみで、それを待っていた。
このマチというのは小倉の繁華街のこと。マチという言葉の語源は「祭り」つまり昔「市」が立ったところなんですね。全国の地名にその名残があります。
さてそんなわけで、三つ子の魂なんとやらで、今でもマチをぶらつくのは大好きで、カメラ散歩の練習問題もやってみる。
この日は、ちょうどへその下の腰だめの位置にカメラをぶら下げて、右手でホールドしてのノーファインダー撮影。小学生の目の高さくらいでシャッターを切った。
意外と面白いものが写っていて、くせになるかも。
© Junichi Nochi(野知潤一)