小説家
ドイツ文学者
飛行船博士などたくさんの肩書を持つ天沼春樹さん
9月初め、小倉北区の小学校で開催される飛行船教室の打ち合わせで北九州へ来られた
最近、アンデルセン全集を新訳したばかり
アンデルセン童話全集 Ⅰ
アンデルセン童話全集 Ⅱ
アンデルセン童話全集 III
西村書店
ドゥシャン・カーライ/カミラ・シュタンツロヴァー 絵
天沼春樹 訳
天沼さんは北九州は初めて
そこで小さなカフェでのリーディングイベントを企画した
場所は八幡東区春の町の INSANITY
朗読は萌ちゃんと浩代さん
この日のためにずいぶん練習してくれた
聴衆といっても十人と一匹なんだけど
アンデルセンのお話のリーディングの前に
天沼さんにちょっとアンデルセンのことを話してもらおうとお願いした
あまりの面白さ、内容の濃さに聴衆は魅了された
アンデルセンという名前は誰も知っているだろう
そしてその童話作品のいくつかは子どもの頃に聴き、読み
でもアンデルセンってどんな人だったのか?
どんな時代をどこで生きたのか?
知っている人は少ないだろう
まず、アンデルセンは背が高かった
185センチはあり、そして山高帽をかぶっていたので、
但し、声が甲高くて、女性にはもてなかった
でも、彼は恋愛に真剣だった
なんども失恋しながら、ラブレターを書き続けたのだ
その恋は一つも実らなかったが
彼は明るかったという
おかげで沢山のメルヘンが生まれた
そんな話をたっぷりと聞くことができた
さて、この日の主役は北九州の二人の女性による
素晴らしい朗読
アンデルセンを語る/読む @カフェ INSANITY - YouTube
たっぷりとお楽しみください
© Junichi Nochi(野知潤一)