2014年8月30日土曜日


ここ十数年ほどの間に宅地造成が進み、今なお新しい住宅の建設と人口流入ラッシュが続いている学研都市ひびきの地区に、平成29年、新しい小学校が開校します。
「仮称:ひびきの小学校」などと書かれたプリントを見たことがあるので、その名前になるのでしょうか。
北九州市立大学ひびきのキャンパスの4階テラスから撮影したこの更地に、新しい小学校が建つ予定です。

2013年夏まで数年間勤務先として通い続けたキャンパスから、この景色をずっと見続けてきました。時折写真にも収めましたが、ほとんどがiPhone撮影。2009年の夏、ここには里山がありました。その里山の形が崩れ始めたのが2012年、どんどん山は削られ、2013年夏には更地が現われました。

この学研都市ひびきの自体が、そのように山を削って造成された土地で、もっと遡れば浅川学園台や光貞台もかつては山だったとか……。ここから追いやられた野鳥や動物・植物たちのことを思うと複雑な気分になりますが、こうして私たちの生活が成り立っているというのも現実なのですね。


© Chie Mitsunaga(光永 知恵)
 
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