撮りかけのフィルムがあるとむずむずするので撮りきってしまおうと街へ。ちょうどリバーウォークそばでストリートミュージシャンがパフォーマンスしているではないか。ストリートミュージシャンは見てもらいたくてやっているので撮りやすいのだ。
最初は遠巻きにおずおずとレリーズ。様子を見ながら間合いを詰めていく。35mmレンズなので近寄らないと豆粒になってしまう。プロカメラマンいわく、高倍率ズームレンズでは上達しない。単焦点レンズで足を使ってフレーミングを調整しなさい、と。この言葉の持つ意味の一つは高倍率ズームだとズームインで済ませてしまうので自分が近づいていく度胸が付かないということだと思う。
撮らせてもらったお礼のつもりでCDを買った。
彼らの名は「FreeQ'izum」、休日の午後に聞きたくなるようなサウンドだ。GW中は同じ場所で午後4時ごろ路上ライブをやっているそうなので興味のある方は生で聴いてみては。オススメ!
© Hiroshi Satomi (里見 裕)