地下天ぷらのふじしまが入っているビル、と言えば皆さんは、すぐにでも場所が特定できることでしょう。
このビルの一階では、現在は蕎麦屋さんが営業しているが、私の子供の頃はうどん屋さんであった。うどん屋さんから蕎麦屋さんに経営が変わったのは、いつの頃だったのか、残念ながら私の記憶にはない。
しかし、うどん屋さんの屋号がビル名として残っていることに気づいた時、古いアルバムを開いて一枚の写真を探している私がいた。
昭和33年頃の京町2丁目。当時はアーケイドはまだなくて、平日は昼間でも人通りが少なかった。
ちなみに、写真の男の子は、50数年前の私です。
© Tetsuji Nakano(中野 哲治)