2015年7月12日日曜日


 官営八幡製鐵所関連施設が世界遺産に登録され、にわかに注目されている「くろがね堅パン」。

 鉄の街に育った人なら、だれでも一度は食べたこと有ると思います。現在はスピナという西鉄系のスーパーマケットで販売されており、八幡西区相生町のスピナで購入したものを写真に収めました。

 このスピナの前身は八幡製鉄系のスーパーマーケットの購買会。子供の頃、母親に連れられてよく購買会に買い物に行ってました。大人になった今も母親との会話はスピナより購買会のほうが通りが良いです。

 相生町に久しぶりに行きました。以前は製鉄所のアパートがところ狭しと並んでいましたが、現在は一戸建て住宅地になっています。私は地元北九州に住んでいますが、その変貌ぶりに驚きました。

 「くろがね堅パン」は現在バリエーションを増やし、ホウレン草味ココア味も販売しています。また、従来の形とは違うスティック状で食べやすい商品もあります。ホウレン草、ココア味を食べてみました。ちゃんとホウレン草とココアの風味が練りこまれています。硬さもあの時のままだと思います。顎を鍛える前にしっかりとした歯と歯茎も健康でないといけません。

 ちなみに販売しているスピナの語源ですが、spinach(ほうれん草)からとっているそうです。お店のサイトではほうれん草で「元気の出る素」を提供するとあります。別のサイトでほうれん草は鉄分が多いので語源となったと有ります。

 ついでに「くろがね羊羹」購入したので外観だけでもアップしておきます。この写真で昭和生まれの方が懐かしんでくれたら嬉しいと思います。

Yukina Ohashi(大橋 如名)



ココア味(左)とホウレン草味(右)




 
Toggle Footer