私の母曰く
「子供の頃、桃園球場で川上選手を見た。野武士のようだった」
この球場でプロ野球が行われたなど聞いたこと無いと思って調べてみると、1950年に数試合行われてそのうち一つがジャイアンツ戦。母の記憶と符合しますが、どうなのでしょうか。更に調べて見ましたが、詳細は分かりませんでした。当時は八幡市立桃園球場。現在は高校野球などで使われています。観客席は一万人程度です。
今でこそ桃園周辺は整備されて憩いの場になっていますが、先の大戦で被災しており、その名残の防空壕跡が見られます。写真の石垣の色の変わっているところは防空壕をうめた跡です。
先の大戦で最初に空襲を受けたのは八幡です。大戦中空襲は計三回行われ、多くの方が亡くなられました。恥ずかしながら私もこのような詳細を最近知りました。毎年8月はいろんな戦争話を聞きますが、もっと地元であったことを知っておきたい思い防空壕跡を写真に収めました。
©Yukina Ohashi
バックネット裏から撮影
石垣の色が濃い部分が防空壕を埋めた跡。
防空壕あとは街の中に溶け込んでいます。