それは凄く単純なこと。
しかし、同じ道を通る時間が1分違うだけで、出会う人や出会う光景は変わってくる。
それは凄く複雑なこと。
この日は、この時間を偶然選択したおかげで1つの良い出会いがあった。
お母さん達は午前の農作業を終え、昼ご飯を食べているところだった。
世間話を少しして、最後に写真を撮らせてもらった。
お父さんは照れて下を向いたままで、最後までこっちを見てくれなかったが
そのおかげでリアルな空気感が伝わる良い写真になったと思う。
今、この記事を書いてる瞬間もお父さんが照れてる姿を思い出してはクスッと笑ってしまう。
帰り際に頂いたオニギリの塩加減は絶妙だった。
© Tomoyuki Tanida (谷田 智之)