2014年1月13日月曜日


洞海湾、北九州の発展はここに官営八幡製鐵所が出来たことによる。
この地図は、八幡図書館で昔の洞海湾の地図はないか、と調べてもらった本にあったもの。コピーを取るにも大きすぎるので、持っていたデジカメで撮影した。

昔は洞海(=くきのうみ)と呼ばれ、車海老がよく採れることで有名だったらしい。

この写真の地図にはすでに製鉄所もあるので明治三十年代後半のものだろうが、洞海湾は広い。枝光には塩田もあったらしい。

独見駅とあるのは、古代の大宰府路の独見駅(ひとみえき)で現在の紅梅辺り。昔から栄えていた土地という。

緑の線は、企救郡(豊前)と遠賀郡(筑前)の国境だ。


© Junichi Nochi(野知潤一)

 
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