足立山より北九州を臨む.
足立山より見下ろす景観。
建物がごちゃごちゃと乱立していて、数多くの人間の営みを想像させられるが、正直ここまでたくさんのコンクリートをを見下ろしていると何が何だか分からないなあ、というのが素直な感想。
もっと高い所から見下ろしてみたい、という気持ちもあるが高所恐怖症なので地面が足下になければ、おののいてそれどころではないだろう。
そんな中にメディアドームは大きさ・高さもあるだろうが存在感を覚える。
僕が中学生の時分、この場所には陸上競技場だっただろうか、その陸上競技場がありそして取り壊され、メディアドームの建築が始まった。
周囲は高く薄い鉄板の柵をぐるりと配置し、とても大がかりな建築の様子に何だか言葉にできない昂りだろうか?そんな心持ちを持った。毎日、この隣を歩き母校である足立中学校に通った。そう考えると、僕の中学校の記憶はこの鉄柵とともに在るのかもしれない。
さて、僕は知らなかったが、隣に健康施設バーパスがあったためにどうやら「バーパス中学校」という呼び名があったらしい、とても分かりやすいネーミングだ。
©Norihito Mitsunaga(光永 典人)